松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

これからどうするか?

(野原 11/30)
(1N)アメリカ軍のイラク駐留は不正と災厄を生産し続けているのです。
(2N)したがってそれに荷担することは誤りです。
settuさんの応答はよく分からない。
(3S)私はここでは「これからどうするか」という話をしているのです。
(4S)「アメリカが撤退すればすべては解決する」のかどうか?
(5S) そして、今の最良の策は、イラクの米軍の駐留を継続させることかと思われます。
settuさんは(1)(2)にも明示的には反論しない。
その代わりに持ってくるのは
(4S)「アメリカが撤退すればすべては解決する」のかどうか?
という修辞的な問いである。だいたいこれが詐欺師の文章であるかどうかはレトリックだけ見ても判断できる。これだけの混乱に対し「すべては解決する」万能の解決策など有るわけがない。したがって「アメリカが撤退すればすべては解決する」のかどうか?という問いに対する答えは「否」であらざるをえない。
その否を聞くやいなや「イラクの米軍の駐留」やむを得ないという結論が強力にやってくるわけである。そのために日本の戦後体制に革命的変更を加え、自衛隊をどんどん海外派兵できるように、する。
すばらしい論理展開!
それでも、
(1S)アメリカ軍のイラク駐留は不正と災厄を生産し続けている、というのは事実に反する。と主張しないのはsettuさんが誠実だからなのか?