松下昇への接近

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ミサイルを試写する権利

 【ワシントン=五十嵐文】ロイター通信によると、米国防総省ミサイル防衛局のオベリング長官は23日、北朝鮮が長距離弾道ミサイルテポドン2号」を発射した場合、米本土に配備しているミサイル防衛システムによる迎撃に自信を表明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060624-00000002-yom-int
Yahoo!ニュース - 読売新聞 - テポドン2号迎撃に自信表明…米ミサイル防衛局長官

 「テポドン2号試写・可能性」騒動は、ミサイル防衛システムを推進しようとする勢力に有利なものである。したがって「彼ら」は決して北朝鮮の危機が消滅することを望まない。1,2年ごとに危機が演出されることを望む。私は自国民を強く抑圧する国家体制、金正日政権を攻撃し消滅させるベクトルに参加したいと思っている。*1 反金正日のために一番重要なことは、中国、ロシア、韓国の対北朝鮮政策の変更*2だが、米日の軍国主義者との敵対も忘れてはならない。

私自身は、人工衛星はもちろん、たとえ核ミサイルであろうと北朝鮮には試射する権利があると考える。アメリカが自由に行っていることなら北朝鮮も自由に行っていいのは当然だ。ミサイルはもちろん人工衛星もダメだ、という日米の圧力には正当性がない。また、ミサイルが試射されても実害は何もない。死人が出る恐れはないし、北朝鮮が突然軍事大国に変貌して周辺国の人々を脅かしはじめるわけでもないのだ。
http://www.asiavoice.net/nkorea/
朝鮮民主主義研究センター

アメリカが自由に行っていることなら北朝鮮も自由に行っていいのは当然だ。」と認めるべきだ、と言われればうなずかざるをえない。
不幸なことに日本の大衆の半分以上は“北朝鮮の脅威”なるものを本気で信じているみたいだ。馬鹿であるなら国防に口を出すべきでない。*3「ミサイルが試射されても実害は何もない。死人が出る恐れはないし、」と言うことは繰り返し啓蒙されなければならない。排外主義は「金正日政権を攻撃する」というベクトルに対し有害である。

*1:私にその権利がないという主張の方もいるでしょうが

*2:朝鮮総連の母国政権からの自立

*3:私もか?