小谷野敦さんの本人訴訟
弁護士が見つからないので、仕方なく本人訴訟で今日東京地裁へ訴状を提出してきた。
http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20060116 2006-01-16
衆議院議員杉村太蔵は、前日、国会内で開かれたたばこ増税をめぐる意見交換会で「多くの若者にとって、たばこは汚い、くさい、カネがかかるの3K」と発言したとある。北海道新聞同日朝刊、時事通信でも同趣旨の発言が報道され、また共同通信では「臭い、汚い、格好悪い、カネがかかる、などとの言葉を『3K』として、若者が喫煙を敬遠するようなイメージ戦略を進めてはどうか」と発言したことになっている。たばこは法で認められた嗜好品である。国会議員がこのような発言をなし、それが報道されることは、喫煙者、たばこ農家、たばこ製造、販売に携わる人々への差別を促すものであり、国家による特定集団への差別として人権侵害に当たる。
というのがメインの主張のようだ。
私は喘息になってしばらくしてから煙草は止めました。ただ、行政の反煙草キャンペーンの基礎になっている「科学的根拠」というものには疑いを持っている。科学だから反論できないしそのために勉強する気もないが。煙草には煙草の効用というものがあるのにそれを無視している、ようにも思える。
どちらにしても、自分のある考えが国家の方針とぶつかると考えた場合本人訴訟するという方法は面白いと思う。裁判というのは面倒でかつ必ず負ける、と思っている人がほとんどで、ある意味で確かにその通りなのです。
でもやってみると面白い場合もあると思う、絶対!
というわけで、小谷野敦氏の本人訴訟について肯定的に見守りたいと思う。