松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

「ホリエモンの錬金術」

 去年03月15日から、こつこつとホリエモンの膨大な財務諸表と格闘し、自分だけで分析し、一般投資家を欺(あざむ)いてきたトリックを発見する。そして、自分の小さなブログに掲載し続けてきた山根治氏のことは、皆さんはもうよくご存じなのでしょう。私は今日はじめて知って感心しましたのでメモとして書いておきます。
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 一つ目のトリックは、5年前のマザーズ上場に際して、会社の評価額を、なんと1,440倍にもつり上げていることです。
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山根氏の優れたところは先見の明だけではない。今頃になってホリエモンを叩いている根性の卑しい評論家とは対極的な、バブルに溺れてしまう人間の業を見つめ他者を性急に裁断せずしかも正気を保とうとする思想を持っている、と感じられた。

 グローバリゼーションという名のアメリカ本位の「改革」は、日本にとって必ずしもプラスになるものではありません。(略)

それに対しホリエモン

通常の人であるならば思いつくことはあっても実行に移すことをためらうようなことを平気でやる訳ですから、しかも欧米のハゲタカファンドでさえ顔をしかめるような極端なことを平気で実行に移す訳ですから、アメリカ中心の偽りのグローバリゼーションの矛盾点があぶり出され、白日のもとにさらされる可能性があるのです。毒をもって毒を制す、といったところでしょうか。
(略)
 ホリエモンが意図せずしてグローバリゼーションの矛盾点を浮き彫りにし、傍若無人アメリカのやり方にブレーキをかける役割の一端を果たすならば、1700億円あるいは5000億円とか1兆円のお金は社会コストとして安いものかもしれません。
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