松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2007-07-14から1日間の記事一覧

比較不能な究極的価値観

長谷部は、近代立憲主義の「眼目」は比較不能な究極的価値観を社会公共に関わる議論から「排除する」ことにあるとまで強い表現を使うが、(略)どういう法的効果を持つ要請なのか、不明確である。*1 日本の首相や閣僚は靖国神社に参拝するなという意味かな?…

自由の権力性とは何か

井上(達夫)は、自由な主体は自己の目的実現のため、世界を形成・変更する力を要求するとしたうえで、この要求は「他者を支配する権力への意志に容易に転化する」と述べる。*1 ふーん。 わたしたちはすでに国家〜資本の圧倒的な支配のもとに居るので、その…

二重の基準論

現在、精神的自由の規制立法については、経済的自由の規制立法についての違憲審査基準よりも厳格な(厳しい)基準が妥当すると考えられています。二重の基準論といいます。憲法訴訟を勉強する時には重要な概念となります。 http://www.geocities.co.jp/WallS…

イスラエル/レバノン:果たされない戦争犯罪の説明責任

イスラエル/レバノン:果たされない戦争犯罪の説明責任 投稿日時: 2007-7-13 17:53:54ヒズボラとイスラエルの34日間におよぶ戦争から1年を迎えたが、昨年夏の紛争の際に行なわれた戦争犯罪および重大な人権侵害の責任者を訴追する動きが、当事国間にも、ま…