松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2006-04-19から1日間の記事一覧

志多羅神

【志多羅神】(したらのかみ) 設楽神とも。みずから宣した童謡に「志多良打てと神は宣まふ」とあり、「したら」は歌舞の際の手拍子のことと考えられる。天慶8年(945)、西国より村継ぎで京都に向かって送られてきた志多羅神の神輿は、次第に群衆の数を膨…

国家理念の基点

したがって十世紀以降律令国家にかわって形成されてゆくあらたな国家においては、ほかならぬ国家理念の観念的な基点がどこにあるのかがはっきりしないことになる。現実には中世的な国家体制がつくられてゆきながら、それを観念的に意味づける国家理念の基点…