松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2005-10-22から1日間の記事一覧

悲劇の島エロマンガ

(kuonkizunaさん経由) http://www.apa-apa.net/kok/news/kok198.htm ■犬に石を投げるバヌアツ人を残酷だと非難する人々は、バヌアツ人に犬の餌を与えることについては鈍感である。自爆テロを繰り返すパレスチナ人を残酷だと非難する人々は、他人の土地を略…

自然成長的な神国思想

外人は戦時に際して日本に燃えあがった在野国民の自然成長的な神国思想を見て、それを民族土着の自然の精神として解しないで、国家の帝国政府が権力的法令をもって指導し命令した宗教と誤認した。(葦津、P208) かれらが弾圧せねばやまないとして敵目標とし…

野暮で馬鹿な国

寄り道ですが、松岡正剛氏が紹介する荻生徂徠の日本観。 それだけではなく、もともと「儒ノ道」と「侍ノ道」は同じものに近いはずだったろうが、中国には聖人が出て日本には聖人が出なかったから、日本は「侍ノ道」が「武ノ一方」へ偏ったのだとも書いた。そ…

窮極のマゾヒズムすら否定しない馬鹿たち

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20051009#p3 でヤスパースの文章を引用しました。要点は次の通り、 a.純粋に軍人的で同時に人間的な精神は、むしろ人生の本質的な意義の礎石となる。 b.ただし、「邪悪な行為や明らかに邪悪な命令の遂行などのために汚される…

コミュニティを憎みかつ愛すること

パリーモン師がそれに気づいて、優しく尋ねた。「何になりたい、セヴェリアン?拷問者か?それとも、もし組合を去りたければ、そうしてもよいのだぞ」 わたしは彼にきっぱりといった−−それも、この示唆にちょっと驚いたという表情で−−夢にもそんなことは考え…