松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2004-02-14から1日間の記事一覧

普天の下、王土に非ざるなく、

『漢文入門』*1から引用します。 温という国の人が周に行った。周は客(他国人)をいれない。「之に問うて曰く、『客か』と。対(こた)えて曰く、『主人(そこの土地の人)なり』と。その巷(町名)を問へども知らざるなり。吏因(よ)りて之を囚(とら)ふ…

消えゆく他者

例えば http://www5.justnet.ne.jp/~takataka2001/linkp03.htm によれば、私が何か発言するとき、「私は常に他者によって呼びかけられているのです。」とデリダは、考えたらしい。 「私の責任は、私の措定以前に、(略)他者の呼びかけへの責任=応答可能性…