当事者にとっての問題と国家にとっての問題を取り違える人

「慰安婦問題については様々なご意見のあることと思いますが、北朝鮮の現在進行形の人権問題改善に対する日韓両国政府連携の取り組みが、ほとんど目に見える形ではなされず、歴史問題のみが議論されている現状は個人的には残念なことと思います。
慰安婦の方々への同情を持つのならば、
北朝鮮国内における女性の人権問題、脱北者の人身売買について、日韓両国が北朝鮮や中国に対し抗議の声を上げることも同時になされてもいいはずです。http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01169 …」＞この三浦小太郎氏の文章に賛同する。
某シモツカレ（id:bogus-simotukare）という人が、上記を　「日韓両国にとって北朝鮮問題に比べたら、慰安婦問題なんてどうでもいい」と間違って要約した上で批判を加えている。これはどこからみても間違った批判だ。第一に、北朝鮮の収容所問題・人権問題はそこで抑圧・殺害されてる人にとっての問題。
慰安婦問題もその点では同じだ。その根本を理解せず、「日韓両国にとっての○○問題」と頭のなかで自動的に変換してしまって疑いをもたない態度。これは「左翼のはずの」某S氏にとっては致命的な錯誤だ！ （2016.1.10）