松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

いわゆる従軍慰安婦展に行った

ちょっと前の話ですが、報告します。

 高槻の綜合市民交流センターの(在特会系)「いわゆる従軍慰安婦展」に、
9/15夕方行った話を書きます。


今回のビラには堺、生駒、高槻の連続展示となっていますが、その前の6月、
東大阪市の小阪でも同じようのがありました。そのときも、一人で行きました
が、混乱をでっち上げられ警察を呼ばれました。紙を丸めたもので壁を少し叩
いただけ、なのですが。そのときは、会場内では質問には一切答えない対応で
した。


1,今回は前回の東大阪の時に顔なじみになった男性が3,4人いました。「
会場内は主催者の指示に従う」といった注意が受付には書いてあったのかもし
れません。
で、展示を真剣に見ていって、クマラスワミが吉田証言に依拠して
いるからダメという展示に対し、そんなことはないということをある男性にい
うと、その人はいいや間違いないと、応答する姿勢をみせました。主催者の小
柄な女性が、話をしましょうというので後で、と約束しました。で一旦、展示
を見る姿勢に戻ったのですが、河野談話の説明のところでひっかかって、また
主催者の別の一人に言うと、その人はたぶん週刊誌のコピーかなんかをもって
きて、閣議決定によって、河野談話は上書きされているつまり河野談話はすで
に訂正されていると熱心に説明してくれたので、うそだろうといった態度で聞
き流していました。(後で嘘であると確認できると思っていた)それからもい
ろいろやりとりがありましたが、私から積極的に論争を売ったわけではなく、
私は東大阪の時に最後まで見れなかったので、メモを取りながら最後まで見よ
うという態度でいました。しかし何人もが取り囲んでチョッカイをかけてくる
ので、私の廻りだけ人混みになり、他の客が通りにくくなったいたかもしれま
せん。そして「大声を出した」と言って、退去を求めてきました。
そのすぐ後に、警察がきました。丸顔の男性が、早い段階で呼んでいたようで
す。彼らからの電話ならすぐに来るという関係が、ちゃんと出来ているのでし
ょう。私は警察が話を聞かせろというもの拒否し、パネルを見続けようとしま
した。すると次に、綜合市民交流センターの職員が背の高い男性ともう一人や
って来てまた外に出て、話をしようと言う、私はひたすらパネルを最後まで見
たいと主張しましたが、とうとう負けて、急いで最後まで見るに方針転換しそ
れもダメだというのを押し切ってそれだけ実行し、チラシをもらって部屋の外
に出ました。警察の内一人はビデオ担当でずっと私のことを撮影していました
。チラシについても退去要求の後に取ったから返せと何度か言われましたが、
拒否しました。


で背の高いセンターの職員と30分ほど話をしました。会場の中の管理権はア
チラにあるとかれが主張するので、展示の公平性、対話性といったものは、市
民会館である以上保証されるべきだとしつこく言いました。(彼らに何かを言
いに行けと職員に要求し、最後に話はしに言ってくれた。何を言ったのだった
か、いま忘れてしまった。)パネルを見て、質問や反発など口にするだけで、
「邪魔になるとして退去要請された」。それだけでなく、警察を呼んで、その
警察は初めから相手側の主張を一方的に信じており、住所氏名を聞いてきてそ
れを拒否すると、それ以上こちらの言い分を聞こうとする努力は一切なく会場
から排除しようとした。会館の人も「会場内は主催者の指示に従う」という条
件を尊重すべきだという立場で、展示の公平性を守っていこうとする意欲がな
い。


昨日の出来事は、まあ、こうまとめることができます。これは、自分と違う思
想だからという理由で、警察まで使って、会場から排除しようとしたもので、
万人に開かれるべき市民会館の理念に反している、と言えます。


2,翌日(9/16)は携帯電話で、高槻市役所に電話した。最初、国際交流
の担当というと秘書課に繋がれ、河野談話のこと、と言うと、人権課に回して
くれた。072−674−7575 Hさんという男性と1時からと5時
頃から計1時間以上はしゃべった。
(今回、人権課でパネルの内容を審査し、撤回させるまでには至らないという
判断をしたとのこと)最初、河野談話は現在も生きているのかどうかを聴いた
。明確に答えないので、外務省に問い合わえて確認してくれというと、ホーム
ページに書いているので間違いないというこおとになった。で、パネル(左か
ら5枚目くらい)にそれに反する事が書いてあったと私が主張し、確認しに言
ってくれと要求。結局行ってくれた。
以下5時の電話。パネルに関する限り河野談話は訂正されたといった記述はな
かったとのこと。私の主張は裏付けられなかったことになる。(いま考えると
河野談話が国家の公式のステーメントだ、ということの否定は、あったかも
しれない。)そこで私は少し主張を変え、パネルの内容にはなくても、私は実
際に主催者の人から自信をもって執拗にその主張をきかされた。虚偽の発言を
して、国民を自分の気に入る方向に押しやろうとする企てが許されて良いのか
?そもそも展示全体の主張が「いわゆる従軍慰安婦展」であり、「慰安婦はい
たが性奴隷はいなかった(反省の必要はない)」つまり反省が記されている談
話は否定したいという方向性のものであることは明らかだ。その中で、一度だ
けであっても、嘘発言をもとに河野談話を否定しようとするのは大きな問題だ
。と主張した。
(意味がほとんどない些細な朝日新聞のミスを産経新聞などが
大きく取り上げているのが現在の情況だ。だからなおさら、小さな嘘であって
も、見逃されるべきでない)


相手は、人権課としてはあくまでパネルの内容が、展示させられない程度には
ひどくなかったと判断したし、野原の申し出を受けての再確認においても「嘘
」は発見できなかったことを繰り返す。私は高槻の会期はすでに終わったので
、会場を貸すことについての是非を論じようとは思わない。(ただし貸すべき
でないと考えた市民がいたことも聞いている。彼らの不安どおりやはり不正な
ことが起こったではないか!)
現在日本が河野談話を継承しているのかどうかは大きな問題だ。それについて
、こういう苦情が来たが、主催者の考えを確認しておきたい、と主催者に聴い
て欲しいということを、しつこく要求した。そこまではできない、とばかり言
うので、上記「1」についても言い、昨日のセンターの担当者とも話をして、
なんとか、主催者に「現在日本が河野談話を継承しているのかどうか」を聴く
方向で、検討してくれと言いました。(後日、電話してくれたか、聞くもして
いないとのこと。)

動画

彼らが動画をupしています。
私が暴れてないのは分かるはず。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24481498
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