松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

現在783本もの使用済燃料が発熱中!

福島原発4号機の使用済み核燃料プールで、16日に火災が発生した。

火曜日に、福島の原子炉直近で保管していた使用済み燃料棒がひき起こし、放射能を放出した火事は、安全よりも利益を優先している一例に見えるとアンドレーエフ氏は語っている。

"日本人は、非常に貪欲で、使える空間を全て利用します。しかし、プールに使用済み燃料をぎっしり詰め込めば、水がプールからなくなったら火事になる可能性は非常に高くなります"と、アンドレーエフ氏は語っている。
(ロシア人原発事故専門家ユーリー・アンドレーエフ氏)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/iaea-e42b.html

使用済で不要だが潜在的には極限的な危険を内包しているものを、原子炉のすぐ近くにしかも高いところに保存しておくというのはばかげたことだ。せめて地下に置いておけば注水もずっと楽だったはず、と。こうなってみると素人にもそう思える。専門家は安全神話に脳をやられていたということなのか?

高圧放水車に期待する

 東京電力によると、16日に火災が発生した4号機の使用済み核燃料プールなどを冷却するため、警視庁の機動隊が使用する高圧放水車が福島第一原発の構内に入りました。準備ができ次第、放水を開始します。また、米軍の横田基地にある特殊放水車2台もすでに現地に到着しています。東電の社員が横田基地で、この放水車の使い方を訓練したということです。


 一方、原発内の電源の復旧について、東電は仮設電源の工事に着手することを明らかにしました。早ければ17日午前中にも、放射線量の低いエリアに電源車や分電盤などを設置することにしています。電源が復旧すれば、冷却装置を再稼動させる可能性が高くなるとしています。施設の損傷が相次ぎ、放射線量が上がる厳しい状況のなか、懸命の作業が続きます。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210317006.html