犬にも劣るのは黄長菀か金正日か?
http://mainichi.jp/select/today/news/20100404k0000m030084000c.htmlでは次のように告げている。
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の元側近で、韓国に亡命した黄長菀(ファン・ジャンヨプ)元朝鮮労働党書記(88)が4日、来日する。
「毎日新聞は97年の亡命直後に、金総書記が党幹部に語った秘密演説の全文を入手した。」とのこと
「革命的信念と良心は革命家と背信者を分ける基本指標だ」と題された演説の発言録は、A4判の用紙十数枚に及ぶ。黄元書記が中国・北京の韓国大使館に亡命申請した97年2月12日直後の同17日と3月5日の2回行われたと記されている。
金総書記は黄元書記を「人間でなく、犬より劣る獣だということを自らあらわにした。人生も残り少ない74歳にもなって、党と首領(故金日成<キム・イルソン>国家主席)の信任に背いただけでなく、息子、娘や孫たちまですべてを捨ててしまった彼をどうして人間とよべるだろうか」と罵倒(ばとう)。
ファン・ジャンヨプは最近次のような主張をしているようだ。
ファン元書記はこの日、「北朝鮮に軍事力を動員しても勝利する可能性はなく、その必要もない」と述べ、冷戦当時、ソ連を崩壊させたように、思想戦、経済戦、外交戦を展開する必要があると主張した。
「北朝鮮に対する思想戦の核心は人権擁護」と指摘したファン元書記は、米国や韓国が積極的に北朝鮮の人権問題を提起する必要があると話した。同氏は「北朝鮮の住民は2300万人の北の同胞たちだ」と話し、金総書記による独裁を崩し、北朝鮮に変化をもたらすのが重要だと指摘した。
http://www.chosunonline.com/news/20100402000019
金正日体制が北朝鮮人民に敵対しているにすぎない存在なのであれば(わたしはそう思うが)、その崩壊を願いそのためにできることをしようとすることは正義である。