松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

ハリウッド? ああメカスが批判したあれね?

"Independence Speech"
演説のなかで、メカスは「自由(Liberty)」という言葉も使っている。そして、ハリウッドとは「別」であることを強調している。それは単純な「反(アンチ)」を唱えているのではなく、別の「選択」をし、別の「樹」を育て、別の「夢」を見る権利を至極真っ当に主張しているだけである。メカスは最後に、例によって、「友よ(friends)」と呼びかけて、訴える。「われわれの前で夢を見る者たち、われわれの前で夢を見る者たちを裏切らないようにしよう!」
http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20080203

映画は揺らぎ始めた。......映画は芝居じみたものを捨てるようになり、映画自身の真実を探り、何ごとかをつぶやき始めた。......真実はそこに起こることだけである。......生を垣間見せ、大きな刺激と美をもたらすものは、ささいなもの、はかないもの、偶然のもの、過ぎゆくものである。......つねに目ざめ、つねに変化している映画のみが、真のわれわれの姿を、偽りのわれわれの姿を、われわれの憎んでいるものを、われわれの必要としているものを、あらわにし、描き、われわれに自覚させ、気づかせ、また真の美しさを現出させる。(『メカスの映画日記』54頁-55頁, Movie Journal, pp.48-50)
http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20080203/1202045693

ジョナス・メカス
http://www.jonasmekas.com/inter.html
http://www.tokinowasuremono.com/artist-a11-mekas/0909-04.htm