松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

中国当局は劉暁波氏を拘束からの解放し、彼らの言論の自由を保証せよ!!

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20081221#p1 でもこう書いたのですが、驚いたことに、現在もまだ起訴なきままの劉氏の拘禁が続いているらしい!

今日、劉暁波(Liu Xiaobo)の拘禁は、 1989年の抗議運動に関与した人々やそのほか様々な政権批判グループに対する政府の敵意の最も明確なシンボルとなっている。中国で最も有名な政権に批判的な知識人のひとりである劉氏は、天安門事件の学生を支援した容疑で刑務所に2年服役。また、劉氏は、6月4日早朝、軍と交渉して天安門広場に最後まで残っていた学生の避難を成功させ、更なる流血を防いだ。国際メディアや学者からの6月4日に関するインタビューに日常的に応じていた劉氏は、何度も一党制度に公然と疑問を投げかけたため、さらに、1996年から1999年までの3年間、労働を通しての再教育刑に処せられ、その後は一種の自宅軟禁状態におかれている。2008年12月8日、劉氏は、民主主義と法の支配を求める公開申立書 「08憲章(Charter '08)」の動きを組織した者のひとりとの容疑で、再び逮捕された。

08憲章の中には、中国共産党による権力独占によって引き起こされた「人権の大惨事の長い歴史」の1例として、6月4日事件に直接言及した部分があった。激しい国際的非難にもかかわらず、起訴なきままの劉氏の拘禁が続いている。

劉暁波氏は、平和的な政権批判、とくにとりわけ天安門事件に対して、中国政府がいつも鎮圧をもって対応してきたことの象徴だ」とリチャードソンは述べた。「同時に、劉氏は、逆境に直面しながらも真実・正義・民主主義を求めて闘う一部の中国国民の不断の粘り強さと勇気の象徴でもある。」
http://www.hrw.org/ja/news/2009/05/13-5