松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

脱北女性の悲惨な境遇

投稿者:会津千里 投稿日:2008年12月22日(月)10時09分34秒
北朝鮮難民救援基金には、たびたび救援依頼が届きます。「帰国事業」で北朝鮮にわたった人の息子や娘の人たちが最近多いのですが、人定がむずかしく日本への入国が叶わない事例が増えてきました。
(略)
 また中国に脱北してくる女性は、中国に受け入れ先が決まっていない場合ほとんどが人身売買の犠牲者となります。
 売られて行く先は、農村の嫁の来てのいない男のところが多いのですが、理解のある
やさしい相手の場合はそれでも幸いです。
 問題は、自分の買った「もの」であるという意識で、農村労働、家事労働で酷使し、夜は男兄弟の性交渉の相手をさせるという例も報告されています。これがまれな例でないのは、「もの」として買ったという意識があるためと思われます。
 中国の遅れた、孤立した農村ではしばしば見受けられます。
http://538.teacup.com/koretune/bbs/782

 ひとつのあるいはふたつの三つの国境(壁の)外側では、直視に耐えない抑圧が行われているのに、わたしたちはそれを薄々知りながらそれに近づこうとはしなかった。・・・
それが悲惨であればあるほど、わたしの主体性を抜きに「コピペ」することは耐えがたいことであるのだが。
(時間切れ)