松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

北朝鮮のことを何も知らない

のでした私は。
平壌ピョンヤン)がどこにあるも知らない。なんとなく日本海側(東海)、元山のあたりから少し入ったあたりにあるような気がしていた。*1李朝・暗行御使(アメンオサ)についての確か全8冊の韓国産の漫画を読んで、朝鮮に親しんだつもりになっていたがそれも昔のことで今では忘れてしまった。李朝・暗行記という題の本は皇なつきの1993年の角川・あすかコミックスで、後書きを読むとその韓国の漫画*2の影響下に書かれた作品とのことだ。
川があり川向こうには異族がいる。異族との間には積年の葛藤がある、がある日異族の娘と恋をしていまう。これがメロドラマの永遠の原型である。皇なつきの作中の一篇「北辺の疾風」は、絶対的な刺である異族とそれでも共存するというテーマを鋭く描いている。
日本は島国なので、というか戦後ほんとに一国島国主義が蔓延し正気を失っているのではないかと思わないでもない。
さて、自分のために北朝鮮の地図をはてなに上げようと思っただけなのだが関係ない話が長くなった。でも収容所の話にまっすぐ近づくよりその方が良いだろう・・・

*1:よど号グループの一員が絶望して泳いで?小船でも奪って?日本に帰ろうとし海に飛び込んだというエピソードが影響しているのだろうと言い訳しておこう。

*2:房学基さんの「李朝水滸伝」という本であることが分かった。ググると房学基氏はいまは漫画・ミュージカル『チェオクの剣』の原作者としてでてくる。