松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

〈いわさか〉とは何か?

磐境(いわさか)
神社には本来神殿はありません。神が降りてくる場所を(そのつどの)聖地としていた。神が降りてくる場所を〈いわさか〉といい、文字どおり巨石である場合も多いが、〈何もない〉場所であることもある。

http://photozou.jp/photo/show/231370/19850681

高宮斎場。宗像三姉妹ご降臨の地。
「悠遠のいにしえより、この地でお祭りが行われて以来、現在も古式にのっとって続けられています。 神籠(ひもろぎ)・磐境(いわさか)というお祭りの原点を今に残す、全国でも数少ない古式祭場です。」(宗像大社HPより抜粋)
http://blog.goo.ne.jp/koayuki/e/a077d985b2d2eeafe4be43756c528567

こあゆき!さんのブログから、紹介文を引用する。最も古い祭礼の姿を示しているのだという神社の説明を受け入れたい。森の中のちょっと開けた場所という以外説明のしようがない、〈何もない〉場所である。


いやさか、と いわさか は1字違いでほとんど同音だが何の関係もない。後者の方が古い信仰のイメージをかいま見せるように思う。