松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

漢字は日本語ではないと口にしたがるばかたち

 漢字は、日本語にとってやっかいな重荷である。それも、からだに癒着してしまった重荷である。もともと日本語の体質にはあわないのだから、いつまでたってもしっくりしない。
 しかし、この重荷を切除すれば日本語は幼児化する。へたをすれば死ぬ。(245頁)
高島俊男

 これこそまさに「ポストコロニアル」状況であろう。
http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20081111/p1

参考:日本語から漢字を引算できるか?http://d.hatena.ne.jp/noharra/20080625#p1
http://d.hatena.ne.jp/noharra/20080723#p1
(11/11記)