松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

つしまみれ と 虎の穴2

 某ツタヤでCDを借りた。
つしまみれとロックとビアで/つしまみれ と 虎の穴2 ~ GO!GO!7188 です。
いやいやいや非常に気に入ってしまった。 えーともう昔のことなので忘れたが、招き猫歌劇団とか 水玉消防団とか?・・・の雰囲気がほんと甦ってきたって感じ。 それもかってよりずっと洗練されて・・・

"不安定さを洗練させずに恥ずかしさのままで"といったスタイルがガールズロックの真髄であり下記がその典型となる。
虎の穴2 は昔の流行歌集なので、どこにその真髄があるか説明しないといけない。ジミヘン"Purple Haze"そっくりのギターから始まる重すぎる「恋の季節」やなつかしの「きみとイチャイチャ」。あるアマゾン評によると「KISSの「デトロイトロックシティ」まんまアレンジの」「飾りじゃないのよ涙は」。カバーだからアレンジにオリジナリティを求めるべきところそうした配慮から自由に、「飾り」の二乗三乗においてしなやかな〈涙〉を実現している。
やれやれ。
つしまみれ