松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

対米従属の終焉

まずはテロ対策特別措置法の話から入りましたので、その中で、安全保障政策、平和貢献のことについて首相が今までの政府の考えを180度転換する、憲法解釈を180度転換するということをその場で確約を致しました。もちろん、首相にとっては連立が前提ということだと思います (小沢一郎

 私は小沢の捨て身で得たこの言質を評価している。大連立はなくても、自民党政権では「安全保障政策、平和貢献のことについて首相が今までの政府の考えを180度転換する、憲法解釈を180度転換する」と言ってのけた。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2007/11/post_7d3d.html

「今までの政府の考えを180度転換する」とは対米従属の終焉を意味すると考えて、これを熱烈支持しているひとは一人もいないわけですが。
論点はここにあると力説して、ある命題が持っている力をまったく別の物にしてしまうことが、政治を行うことである。つまり、何度もいうように、
イラクの反米派やアフガンのタリバン(およびそれに付随する住民)に対する空爆が正義につながりうるかどうか?が論点である。この1点を全否定するために、可能なすべての勢力は団結すべきである。
日本を愛していないこともない野原から見ると、安部〜ネット右翼的「愛国」主義がはびこる「日本」は、魂が腐っていて耐えられない。この1点を全否定する必要があるのはこの腐臭(対米従属主義)を、相対化透明化していく必要があるからでもある。