松下昇への接近

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ビルマ情勢続報

ビルマ情報ネットワークからのビルマ情勢続報(の一部)

9月21日の情勢
(略)
有名な芸能人や文学者が、すべての仲間に対して学生と僧侶の平和的な抗議行動を支持し、加わるよう訴えを始めた。映画俳優のチョートゥ氏、コメディアンのザガナー(トゥラ)氏、詩人のアウンウェイ氏の3人が、ラジオ局(RFAとDVB)に出演し、作家、映画俳優、モデル、詩人、音楽家などすべてのアーティストに対し、ビルマ国民が行っている抗議行動を支持するよう訴えた。

インセイン刑務所の消息筋によれば、僧侶40人以上が収容され、多くが激しい拷問を受けている。全員が最近の抗議行動で逮捕された模様。女性出家者(ティーラシン)3人も同刑務所に収容されている。

現在拘束中の88世代学生グループの指導者のうち、ミンコーナイン氏、チョーミンユ(ジミー)氏、ミャーエイ氏、チョーチョートゥエ(マーキー)氏は拷問を受けたため、インセイン刑務所病院に入院していることが確認された。

9月22日の情勢
(略)
多くの有名人が僧侶の抗議行動への支持を表明した。映画俳優のトゥンインドラボー、ルィンモー、チョートゥ、歌手のレイピュー、コメディアンのザガナーの各氏がラジオ局(BBC、DVB、VOA、RFA)に出演した。全員が当局による僧侶への残虐な暴行を厳しく非難していたところ、インタビュー中に電話回線が切断された。情報相のチョーサン准将は出演者全員を同省に呼びつけて、国外メディアで意見を述べたことを叱責した。
当局からの圧力にもかかわらず、ビルマ国内の芸術家たちは声明を発表し、僧侶と学生の行動への支持を表明すると共に、軍政に対して問題を平和的に解決することを求め、またビルマ国民に平和的な抗議行動に加わるよう呼びかけた。声明は著名な詩人のアウンウェイ氏が読み上げ、すべてのビルマ語放送で流された。
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/353ea85feb621ecebb2548bf81ef177a