松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

“愛国心=赤っ恥”宰相

愛国心=赤っ恥”宰相である安倍首相がなぜ退陣せずにおられるかというと、それはわたしたち国民にも責任がある。
わたしたちが私たちである根拠は愛国心の存在であるという神学を肯定する改正教育基本法は、一部の激しい反対にもかかわらず承認されマスコミや国民は反対の意志表示をしていない。
アメリカからの慰安婦問題決議はわたしたちを一瞬とまどわせた。しかしわたしたちはすぐに「原爆」や「イラク戦争」というアメリカのスキャンダルを思い出し安堵した。悪いのは日本だけではない。アメリカに日本を裁く権利はない。基本的人権から最も遠い国家である中国にそれがないのはいうまでもない。
「日本有罪」説の上に国家は成立しえない。わたしたちはわたしたちの愛国心を肯定する。安倍首相はその命題を法として*1成立させた。
もちろん、その背後には米国の承認があったのだ。ところが今回の慰安婦決議である。わたしたちがわたしたちの愛国心を肯定することは、米国によって拒否された。
さて、日本人の諸君よ、どうする?

*1:教育基本法改正。