松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

克己復礼

克己復礼について、ドバリーはこんなことを言っていたようだ。(本を図書館に返してしまったので分からない)
礼とは、小さな共同体の危機克服のために、犠牲の羊を屠るなどの儀礼をすること。だから、克己復礼とは、わたしの危機において共同体の始源の〈精神〉に触れようリフレッシュしようとすることだ。みたいなこと。*1


『夜明け前』の主人公が、危機にあって山奥の神社へお参りするみたいな感じか。
(5/1記)

*1:礼に復るとは、礼(天の道理に則した、この世における人や社会に関する決まりや定め)に従うことを言います。http://www.fruits.ne.jp/~k-style/sub12.html というのが一般的解釈。