松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

今日は昭和の日だ。

昭和の日 四月二十九日 激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。

国民の祝日に関する法律第二条
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO178.html

 

今日は昭和の日だ。
昭和の時代とは何だろう?昭和の時代には、1945.8.15の大東亜戦争敗戦により亀裂が入っている。この亀裂をどう評価するのか?
裕仁氏は敗戦の責任を取り退位すべきであった。
「今度の敗戦については何としても陛下に御責任あることなれば、ポツダム宣言を完全に御履行になりたる時、換言すれば講和条約の成立したる時、皇祖皇宗に対し、又国民に対し、責任をおとり被遊、御退位被遊が至当なりと思ふ。今日の趨勢より見れば、或は之は難しき問題なるやも知れざれど、而し現在表面に顕れたる過渡的の動きや、米国其他の諸国の思惑等は度外視し、真理の示すところに従ひ、御行動になるが至当にして、これにより戦没、戦傷者の遺家族、未帰還者、戦犯者の家族は何か報いられたるが如き慰を感じ、皇室を中心としての国家的団結に資することは頗る大なるべしと思わるる。若し、如斯せざれば、皇室だけが遂に責任をおとりにならぬことになり、何か割り切れぬ空気を残し、永久の禍根となるにあらざるやを虞れる。」と元内大臣 木戸幸一講和条約調印直前の51年秋)が言うとおりである。
皇祖皇宗を裏切ってなぜ天皇が生きのびることができたのか。即ち、王道ではなく覇道についたのである。覇道とは戦勝国米軍の力に依拠するということである。価値の根源が不正の根源である戦後が、この時から始まった。


きみたちもいろいろ考えることをしたのであろうが、価値の根源が何かを知らなければすべて虚無である。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20051109#p1