松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

責任はなかった派言説。

やれやれ。

で、大日本帝国政府や帝国陸海軍が慰安婦をさらう命令をしたという証拠はどこですか?
この4件を読んだ限りは、それが全て真実であったとして、前線部隊の暴走であり、政府や軍が組織的に強制連行等を行ったとは解釈できませんが。
具体的な疑問等をあげていけば、
まず第一の具体例。
金子安次の証言の裏は取れているのでしょうか?確かCNNの報道だったと思いますが、所属部隊などはっきりとしたことはわかっているのですか?また、事実であったとして、これは金子安次個人の犯罪であり、言うなれば、東京裁判に於ける「C級戦犯」です。
さらに、「少なすぎた」という証言もしていますが、ならば20万とも云われる被害者数と矛盾するように感じます。単純計算、数人に数百人だとすると、前線で戦っていた皇軍兵士は単純計算で2000万人になります。もちろん、この計算で全てが当てはまるわけではありませんが、それにしたってそこまで極端な人数配置、ならびに慰安婦の使用法(と言うと言葉が悪いですが)には疑問が湧きます。慰安婦に関する料金表(売春婦と同義なのであって当然です)が存在するなど、秩序だった運営が成されていたともとれる資料もあります。
第二の具体例に関しましては、逆に軍部は強制を禁じる命令を出しているわけですね?それを一部部隊が違反した、と。それだけじゃないですか。どこをどう読めば軍や国家が強制連行のようなことを行ったと取れるのでしょうか?また、件のことは戦後の戦犯裁判で裁かれているようですし批判・非難などをされるようなことではありません。
第三の具体例に関しましても部隊名がないなど、はっきりとした証拠とはいささかなりえないように思えます。また、先の強姦は犯罪ですが、その後抗日ゲリラで活動しているようです。これはれっきとした国際法違反であり捕虜は如何なる処遇を受けようと文句はつけられません。強制的に慰安婦にさせられようが法的問題は一切ありませんから批判には当たりません。
第四の具体例は設置に関し軍が積極的にことを運んだというだけで強制その他募集に関してはまったく記述されていません。なぜ証拠のようになるのでしょうか?
軍によって慰安所が運営されるのはなんら問題ではありませんよ。そんなことを云いだせば、即ち、軍政の否定につながります。軍票といった類さえ批判の対象になりえてしまいます。

投稿 gunnsenngoku | 2007年3月 6日 (火) 17時26分

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