松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

《2・24「これでいいのか日本のセーフティネット集会」のお知らせ》

《2・24「これでいいのか日本のセーフティネット集会」のお知らせ》

《働いても食えない・老後は報われない》
これでいいのか、日本のセーフティネット
     ―危機に瀕する生活保護社会保障

【日時】 2007年2月24日(土)  1時半〜4時半
【場所】 六甲道勤労市民センター(JR六甲道駅南すぐ)

 《報告者》 
● 木下秀雄さん(大阪市立大学教授)
湯浅誠さん(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長)
● 吉永純さん(花園大学助教授)

3人の方からそれぞれ『現在の生活保護社会保障の状況』について報告をいただいた後、フロアーを含めて全体で議論を行いたいと思います。
(資料代500円)
【主催】生活保護改革を考えるひょうごネットワーク

生活保護受給世帯が100万を超え、ワーキングプアの拡大など貧困の問題が社会問題化しています。しかし、国の政策は、社会のセーフティネットを充実させるという方向ではなく、社会保障制度の切り下げで対応しようとしています。
 来年度からは、生活保護制度においては、母子加算の削減―廃止とリバースモーゲージの利用義務化が予定されています。さらに、医療保障制度や障がい者施策などほとんどの社会保障・福祉施策で負担が増大し、また増税などが相次いでなされています。『骨太方針2006』では生活保護基準の切り下げをはじめ、社会保障給付の抑制が既定のこととして語られ、一方では全国知事会・市長会が生活保護の5年有期の適用制度を提案するなど、このままでは最後のセーフティネットである生活保護制度、社会保障制度がその本来の役割を果たせず、ナショナルミニマムも守れなくなるのではないかという状況が生まれています。また、生活保護では申請権の侵害をはじめ違法な運用が後を絶たず、入りやすく自立しやすい制度への改革は程遠い現状です。
 非正規雇用、不安定雇用、低賃金労働がますます拡大し、社会保障の切り下げがなされるというのでは、文字通り「働いても食えない」「老後は報われない」という現実が社会をおおいつくしてしまいます。社会のセーフティネットは正に危機に瀕しているというしかありません。本当にこれでいいのか。憲法25条はどこに行ってしまったのか。私たちは、このような国の方針に対して、今こそ「誰もが安心して生きていける社会」のための施策を求めて行動していかねばならないと思います。
 このたび、以上のような趣旨で集会を企画いたしました。集会への多くの方のご参加とご賛同とぜひお願いいたします。

【集会へのご参加と賛同のお願い】
 日本のセーフティネットは正に危機に瀕しています。今、行動を起こしていかねばならないという思いから今回の集会を開催いたしますので、ぜひご参加をお願いいたします。また、集会の趣旨に賛同いただける方を募っています。ご賛同いただける方は、「生活保護改革を考えるひょうごネットワーク」fwnd7943@mb.infoweb.ne.jpまで、お名前(名称)、所属、連絡先をご連絡ください。個人・団体、また地域も問いませんので、ぜひよろしくお願いいたします。
(賛同いただいた方のお名前等は公表したしますが、公表不可の方はあらかじめお申し出ください。)

【集会呼びかけ人】
 間野静雄(NGO神戸外国人救援ネット事務局長) 青木しげゆき(NPO法人神戸の冬を支える会事務局長) 木谷公士郎(司法書士) 庄谷怜子(仏教大学教授) 高橋秀典(神戸公務員ボランティア) 内藤進夫(アルバイト・派遣・パート関西労組神戸事務所副代表) 野村信生(兵庫県生活と健康を守る会連合会会長) 觜本郁(神戸公務員ボランティア)

【賛同集約・連絡先】
Email:fwnd7943@mb.infoweb.ne.jp
TEL:090−6735−8138(觜本)

 黒猫さん経由ですが、呼びかけ人に友人の名前があったので貼っておきます。