松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

役割性、敵対性を越えて

しかし裏返していえば、いかなる役柄的間柄であっても、それが間柄として成り立っている以上、その根幹には互いを汝として見いだすということ(汝対汝関係)がなければならない。ということは、我々はその気になれば(あるいは何かのきっかけがあれば)、これ以上遡りようのない間柄の極北へと至ることが可能であるということでもある。要するに、我々は、さまざまな既知性、役割性を一切捨象しさえすれば、直ちに、純粋な相互規定性それ自体としての、「汝対汝」に至れるということだ。
p87  管野覚明『詩と国家』isbn:4326199296

というわけで、(かなり遅れましたが)
みなさまに、新年のご挨拶を申し上げます。
今年もよろしくお願いします。
  settu さま
  井上@kojii.net さま
  yuichi_f さま
  kyo さま
  チャウキダル さま
  myhoney0079 さま*1

*1:1/18 追加します。失礼しました。