松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

小田宅子

元旦、TVを付けたら下記がやっていた。
http://www.rkb.ne.jp/touji/
RKB HomePage ==栗原小巻 東路の旅==
田辺聖子の『姥ざかり花の旅笠―小田宅子の「東路日記」』で有名になった小田宅子の旅行の追体験ものだった。
「江戸、天保の頃。筑前の商家のお内儀達がお伊勢詣りに出立する。一行は、仲良し五十代女四人と荷物持ち兼ボディガードの男三人。(略)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4087476545.html 姥ざかり花の旅笠*1: 紀伊國屋書店BookWeb」
という、まあ普通のおばちゃんの楽しい旅の追体験*2
一遍だ、芭蕉だなどともったいぶるのではなく、凡人のわたしたちはまず彼女たちに、生きる楽しさを学ばなければいけない。彼女たちが、伊勢以降は“通行手形無しで*3”旅をしていたということをはじめて知った。かっこいいじゃないか。

*1:読んでません

*2:宅子自身帰ってきてから二〇年掛けて旅行記を書いた

*3:見つかった場合死罪もありうると言っていたが本当か