松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

乱発される「免状等不実記載」の恐怖

えーと、先日図書館で雑誌「週間金曜日」11/17を借りたので簡単にメモしておこ
う。
借りてみた理由は表紙に特集「警察の闇」と大きく書かれていたから。
警察の闇特集は第6弾で今回の題は「「現代の特高」公安の無法」である。
目次は、
p16 弾圧続く関西生コン労組 露骨な大阪府警の「組合つぶし」 安田浩一
p18 乱発される「免状等不実記載」の恐怖 思想を狙った逮捕攻撃
p20 つぶされた平和なメーデー
p21 公安に囲まれたキャンパス
p22 「Nシステム」で1日に4回職務質問
と合計7頁。
まず、「乱発される「免状等不実記載」の恐怖」を読む。

神奈川県小田原市のマンションに住むフリーの編集者Bさんが県警公安三課らから
押しかけた二〇人に自宅で逮捕されたのはこの10月24日だった。

昨年7月にやはり免状等不実記載で兵庫県警公安三課に逮捕された国労組合員Cさ

昨年七月にこの免状等不実記載で大阪経済大学の卒業生D君が逮捕された際には、
家宅捜索が実家を含め南都11カ所に及んだ。

04年10月に京都府警に免状等不実記載で逮捕された会社経営者のEさんの場
合、取り調べの際に担当検事から(略)「あなたが国家に敵対しているから問題な
のだ」などと言われたという。

ただまあ微罪逮捕は昔からある。
救援連絡センター」(東京都)の調査によれば、多い年は

1988年が17件
89年が24件
90年が22件

公安の暴走をわたしたちは食い止めなければいけない!
(11/30追記)