松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

富岡幸一郎氏が?

論壇で活躍している方だとは全然知りませんでした。
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20060704/p1
上記に雑誌『表現者』関係の公開討論会の紹介がありそこに司会者として、富岡幸一郎氏が登場しているようだ。彼の意見の方向性が分かる。つまらんことを言う奴だな。
わたしはカール・バルトのことは一切知らずに富岡氏の本の紹介で知り、けっこう気に入った、という経緯がある。『使徒的人間』はごく一部を除き良かったのだがね。

http://web.chokugen.jp/tomioka/2006/06/post_611e.html
MouRa|宮崎学、直言|宮崎学責任編集「直言」
第3回「『愛国心』とは何か」
 いずれにしても、「愛国心」などという言葉をことさら議論する状況に、今日のわれわれは全く置かれていない。前回にも書いたが、米軍の再編に自衛隊が組み入れられ、日米同盟の名の下に、アメリカの属国としてしか存在できなくなっている今日の日本人に、憲法であれ、教育基本法であれ、スローガン的に愛国心なる言葉を盛り込んだとしても、それは少しも現実味を帯びないのである。
(略)
 むろん、それはアメリカに付き従ってイラク自衛隊を送ったりすることでは全くない。(富岡 幸一郎)

上の意見は間違ってはいない。