松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

くもりもはてぬ

noharra2006-04-21

大空は梅のにほひにかすみつつくもりもはてぬ春の夜の月
                   定家

「の歌など、なにものをも明らかにすることなくイメージだけを放りだした、達磨がかった歌の典型というべきであろう。http://www.furugosho.com/inseiki/kanezane/darumauta.htm 」
達磨歌という奇妙なレッテルが定家の時代にはあったらしい。