松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

小選挙区制の不合理

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20050914#1126636755
によると、今回の小選挙区の得票数は万票単位で次のようになるそうだ。

小選挙区
      今回(2005年)   前回(2003年)     増 減
自民党   3252     2609      643
民主党   2480     2181      299
公明党     98       89        9
共産党    494      484      10
社民党   100      171      △71
国民新党   43      −          43
新党日本   14       −       14
諸派・無所属  326     417     △91
合計      6807      5950         857

自民党の得票率(得票総数に対する割合)をみると、前回43.8%に対して今回47.8%と、3.9%上がっている。しかし当選者は219/168と30%も上がっている。
小選挙区制は1位と2位の差も拡大する制度だ。*1政権党に有利な制度であり、政権交代が希な日本には適さない制度だと言える。

*1:2位の民主党が減ったせいもある、下に書いたように0.23%減。