松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

生きて虜囚の辱めを受けず

については、下記2/26に書いています。
http://d.hatena.ne.jp/noharra/20050226#p2
もう一度言い直すと、
44年8月グアム島での戦争は敗北し、小畑軍司令官、は自決する。その時の残存兵力約2,500人は降伏しない。1年後の日本降伏後降伏する。その間に千人以上の兵が死んだ。彼らはまさに「生きて虜囚の辱めを受けず」というルールそれ自体の犠牲者である。
わたしたちは“生き残った者たち”の子孫であるわけだが、生き残るとはどういうことだろうか。「日本が負けることはありえない、そういう理屈の中で日本人は生きていた。」のであるかぎり、死んでいった者たちだけが正しく、生き残った者たちに正義などありようがない。
敗戦までの国家と自己との連続性を信じたい者は、今からでも遅くないから自決したらどうか?
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