松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

niftyserveのFSHISO

 わたしは9年半ほど前、ニフティサーブパソコン通信をはじめた。Fポエムというフォーラムに顔を出したりもしたが、FSHISO(現代思想フォーラム)というところを読んでたまに書き込みもしていた。3月末で終焉ということで今日訪ねてみたら今日が書き込みの最終日だったので試しにやってみたら書き込めた。あと過去ログ倉庫というところからだいぶダウンロードした。ダウンロードできないものあるのは何故だろう。
 Fshisoというところは、論争的口調自体を抑圧する傾向のある日本社会では例外的に、かなり攻撃的論争的論客のあり方がデフォルトであるといった独自の文化を持ったフォーラムだった。有名な訴訟事件を抱えながら、なお「反省せず」その文化を守っていたのは偉いと思うのだ・・・
 最初期の非常に初々しい文章の一節を引いておきます。マークさんという方の文章。

このHPでは、その線に沿って試行錯誤してゆきたいと思います。まだまだ参加者は少ないですが、ここでどんなことを語り合いたいか、皆さんから提起されるテーマがあればお聞かせ下さい。当面、自由に各自の問題意識を書いて頂いてからこのHPとしての討論テーマを決めたいと思います。
「FSHISO 哲学室 Vol.1 90/02」というログより

http://forum.nifty.com/fshiso/現代思想フォーラム>FSHISO
<公開の場で、わたしとあなたが対等に対話を交わすことにより何かを作っていくことができる>という<希望と緊張感>!!
それはその当時全然珍しいものではなかった(と思う)。
  わたしはいまでもそうした希望を大事にしたいと思っています。