松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

インパクションか

mojimoji 『記事の所在わかりました。
インパクション1997年11月号(通算105号) 「「償い金」は何をもたらしているのか」
年度も掲載誌もタイトルも全部間違い。どういう記憶力・・・。orz』(2/17)

ところで、わたしが1冊だけ持っているインパクションを見たら、西野瑠美子さんの「女性国際戦犯法廷は歴史に何を刻んだか」という短文が掲載されていた。(2002年 通算129号)
彼女が強調しているのは、以下のような点。

  1. 「法は市民社会の道具であり、独自に機能しようが国家と結びついて機能しようが、政府にだけ属するものではない」(判決文より)という点
  2. 当時の国際法においても「慰安婦」制度は犯罪であったことを明らかにした。
  3. 1907年のハーグ条約の付属文書「陸戦の法規慣例に関する規則」第三条を「個人に独立した損害賠償請求権を付与するものであるというカルス・ホーベン教授らの意見を採用した」(判決文より)