松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

囚人の帽子(その3)

         有名な論理クイズ

 多湖輝の「頭の体操 第1集」の前書きにあった論理パズル。出典も書かれていたと思うが忘れてしまった。
 ギャグではありません。純粋な論理パズルで、私が知る限り、紙と鉛筆を使わずに解ける、最も難しいクイズです。


 白い帽子が二つ、赤い帽子が三つある。*1
 王様が三人の男を一列縦隊に並ばせて、それぞれに五つの帽子の中の一つを被らせ、残りの帽子の色が彼らにわからないように厳重に隠した。
 一番後ろの男は、前のふたりが何色の帽子を被っているか見えているが、自分の帽子の色はわからない。真ん中の男は、いちばん前の男が何色の帽子を被っているか見えているが、自分や後ろの男の帽子の色はわからない。いちばん前の男は誰が何色の帽子を被っているか、全くわからない。
 王様は、まず、いちばん後ろの男に自分の帽子が何色かわかるか質問した。男はわからないと答えた。次に、真ん中の男に同じ質問をした。男は、やはりわからないと答えた。
 さて、ここで問題。いちばん前の男は何色の帽子を被っているだろうか?
http://www3.tky.3web.ne.jp/~arsene/gag/logic.html

 多湖輝の「頭の体操 第1集」だってなつかしいですねえ!40年前です、歳がばれますが。
id:noharra:20041113#p3 に対し
id:dempax:20041123  で応答もらったが、
それを読んでしばらくして、最初の問題に二つの違った解釈がありうること。
どちらにしても、ちょっと不備のような気がしてきた。
いままだきちんと説明できません。スミマセン・・・
それに比べると上記多湖輝の問題は明快です。

*1:「その1」に合わせて赤と白を入れ替え。