松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

懐徳堂研究会:安藤昌益を読む           

近世社会のもっとも根柢的な批判者であり、「自然ノ世」という理想社会の提示者でもある安藤昌益を読んでいきたいと思います。安藤昌益の文章は難解であり、一人で読むのは困難です。この機会にお互いに頑張って読んでみようではありませんか。

開催日時  原則として毎月第3土曜日の午後に行われます。安藤昌益を読む:午後1時〜3時。
 研究会:午後3時10分〜4時30分
会場  河合塾セルスタの3階会議室を予定。河合塾大阪校S館に隣接した建物です。
 御堂筋線「中津」下車、4番出口徒歩2分。阪 急「梅田」「中津」下車徒歩6分。
安藤昌益を読む   
  09年度前期
  第1回:4月18日    第2回:5月16日   第3回:6月20日
  第4回:7月20日    第5回:9月19日
  
テキストと進め方  テキストとしては『近世思想家文集』(日本古典文学大系)所収の『自然真営道』を使います。テキストはコピーし、参加 者に配布します。子安によるテキストの講読という形で進めますが、テキストの性格からその理解をめぐって議論が不 可欠です。参加者全員でともに読むという気持でいきたいと思います。
 会費  研究会会費として、安藤昌益を読む(土)と古事記講義(金)の両方に参加される方は前期各5回分:7,000円
 安藤昌益を読むのみに参加される方は前期5回分:3,500円。
 講座日によって参加される方は1回:800円。 
 申し込み  研究会当日会場にても受け付けます。

懐徳堂研究会:古事記を読む            

古事記はどのように読まれてきたのか。宣長を始めとする近世の読み方、近代の代表的な読み方をも検証しながら、古事記の上巻を読んでいきたいと思います。

 会場  梅田・アプローズタワー10階・14階・関西学院会議室(梅田・茶屋町口3分)を予定。
 日時  毎月原則的に第3金曜日:午後6時半〜8時
 講義予定
[09年度前期]
  第1回  古事記とは何か、古事記序          4月17日   14階1404室
  第2回  古事記・上・別天つ神五柱・神世七代    5月15日   14階1404室
  第3回  古事記・上・国土の修理固成・二神の結婚 6月19日
  第4回  古事記・上・大八島国の生成         7月17日
  第5回  古事記・上・神々の生成            9月18日
  テキストとしては岩波文庫版『古事記』(倉野憲司校注)を使用します。資料は必要に応じて配布します。
  ここに掲げたのはあくまで予定です。
 会費 研究会会費として、古事記を読む(金)・安藤昌益を読む(土)の両方に参加される方は前期5回・2講座分:7,000円
古事記講義のみに参加される方は前期5回分:3,500円。
講義日によって参加される方は1回:800円。 
 申し込み  参加申込みは講座当日会場にても受け付けます。

古事記を読む:09年度の前期第1回は4月17日(金)です。


この講座はふつうのカルチャーセンターに比べるとひどく安いし、講義内容は高度でしかも分かり易いです。なにより大先生である子安氏がフランクで閉鎖性のない人柄であることが魅力です。安藤昌益は大学などでも取り上げられることがまれな人ですが、日本の反封建思想の原点(かどうか)という点だけでも左翼なら一度は押さえておきたい思想家です。あなたが死ぬまでに最後のチャンスかも知れませんので一度御訪問ください。