松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2005-02-11から1日間の記事一覧

クリスマス休暇

guldeen 『ところで「慰安婦」証言の中の「日本軍の“クリスマス休暇”の時期」ってなんですか?』 えっ。わたしの引用の中には「クリスマス休暇」という言葉はないですよね。下記がソースかな。 http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/asia/1101741339/ 祝★朝鮮…

「何の問題もない」といえる人がどれだけいたのか?

# botaro 『 (略) まず冒頭の「慰安婦制度は犯罪であった」というのがよくわからんです。それそのものは別に違法な制度ではなかったでしょう。正当な対価が支払われ、納得の上で応じたのなら何の問題もないはず。問われてるのは、軍による強制連行等の事実…

革命的法創造の営為

田島正樹氏のもう一つの論点は、法創造的営為の必要性である。 3)今般問題となってゐるのは、権力自体の機能不全・戦後処理をめぐっての問題解決能力の欠如・ならびにそれに伴ふ権力の権威の崩壊に、いかに対抗し、補填するのかといふことである。 それは、…

戦争責任は未済だ、と主張する

N・Bさんから教えて貰ったとおり、「おおやにき」のコメント欄での 田島正樹氏の発言がとても興味深いのでメモしておきたい。1)「日本はいつまで戦後処理をし続けなくてはならないのか?」と問いかけた人がいました。「いつまで謝罪し続けなければならない…

無自覚になされる否認

mojimojiさん コメント欄の文章に勝手にコメントしてしまいました。 id:mojimoji 『「いくらひどい被害だったといっても、50年近く前の話である。全身に衝撃を覚えるなんて言うのは大袈裟ではないか、と傍観者的には思ってしまう。だがそうではないのだ。…

追記(14:08)

今見たら下記にmojimojiさんの「botaroさんに答える」がUPされていた。上記はそれを読まずに書いたもの。 http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20050211#p1

被害者は三重の被害を受ける

心的外傷に関する(もしくは歴史に関する)学究的立場から、冒険的なコミットをするというのなら、論説される通りの意味ある行為であるといえると思うのですが、例えばバウネットのような組織は学究の徒ではないですよね。もっと言えば、特定の政治的目的の…

日本国民の手で裁ければよかった

参考:戦犯法廷問題では「悪役」*1になっている 秦郁彦さんですが、歴史家ですからちゃんとしたことも言っていました。 第二次世界大戦で日本の戦死者は中国での戦場をのぞくと約150万人。そのうち、約7割は餓死、または栄養失調の結果、病気を併発するとい…

論理的?

http://d.hatena.ne.jp/pavlusha/20050206#p1 http://d.hatena.ne.jp/foursue/20050209#p1 foursueさんは誠実な方だったのだ。 (野原の反省)すぐに攻撃口調で書くのは止めよう。

虐められたから開戦に至ったのではない

時代の空気は変わり、日本の右傾化は留めようがないのだろうか? 長期不況とあいつぐ危機に痛めつけられて、人々の心は傷ついた。情緒不安定で自己愛に満ちたナショナリズムを呼び起こした。この気分にとりつかれると、戦前も今も、国際認識が歪む。 http://…

黄色人種の戦い(2)

foursueさんから、2/9に3つのコメントがあった。 # foursue 『「太平洋戦争は歴史的に見れば白人に対する黄色人種の戦いであったとも見れる。」の意味を教えましょう。 太平洋戦争後、アジア各国(中国、朝鮮も含む)が独立したという事実があるので太平洋…

自慰主義史観批判

id:noharra:20050203 の続き。