松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

11/16(金)「チベットの秘密」出版記念講演会@大阪

 チベット民族の宝とも謳われる女性作家・詩人ツェリン・オーセルさんの最新作「チベットの秘密」が出版されます。 その出版を記念して、大阪でささやかな出版記念講演会を開催します。(発売予定日は2012年11月15日です(集広舎編集室))


本書の翻訳・編集・解説の劉燕子さんに加え、特別ゲストとして中国問題評論家の石平さんをお迎えします。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。


チベットの秘密」(集広舎)ツェリン・オーセル/王力雄 著 、劉燕子 編訳
我が身を炎と化して抗議するチベット人が、後を絶たないのはなぜか?
http://blogs.yahoo.co.jp/electric_cat2003/62879988.html

「唯色コラム日本語版」:
http://www.shukousha.com/category/translation/woeser/




  私の両手には何もありません。
  でも右手にペンを握り、左手で記憶をつかみ、
  この時、記憶はペンの先から流れます。
  さらに行間には、踏みにじられた尊厳と
  尽きない涙があふれます。       ツェリン・オーセル


  講演会


テーマ:「わが身を炎にして 〜 チベットの秘密」
会 期:2012年11月16日(金)
時 間:18:00開場  18:30開始〜20:00
場 所:大阪府社会福祉会館 3階 301号室
    http://www.fine-osaka.jp/syakaifukusi/sisetu.html
    大阪市中央区谷町7丁目4−15  Tel:06-6762-5681
    地図:http://www.fine-osaka.jp/syakaifukusi/map.html
参加費:¥1,500
    ※チベット人とその家族の方は、会費を無料とします。
    ※学生は会費を500円とします。
    ※会場にて『チベットの秘密』定価(税込)2940円を、特別に2500円で販売します。
講演者:劉燕子(作家・現代中国文学者)
    石平(中国問題評論家)http://www.seki-hei.com/
定 員:100名様(予約制、満席になり次第締め切らせていただきます)


 二次会(懇親会)

  時間  20:30〜22:30
  場所  CHINESE DINING蘭亭 谷九店(台湾料理)  Tel:06-6773-6131
      http://tabelog.com/osaka/A2702/A270205/27006366/
       大阪市天王寺区上汐3丁目8-21 ワンダー2ビル 1F
        地図:http://tabelog.com/osaka/A2702/A270205/27006366/dtlmap/
  参加費 ¥4,000 (飲み放題込み)
   (※チベット人とその家族の方は、¥3000とします。)
  定員  40名様 (予約制、満席になり次第締め切らせていただきます。)


●申込先
下記サイトで申し込んでください。
http://kokucheese.com/event/index/58721/


メールでも良いです。
  下記宛に、<申込みフォーム>の内容を記入して申し込んでください。
    メール:tibetnohimitsu@gmail.com   Fax:06-6450-1423

  <申込みフォーム>
    タイトル   「チベットの秘密」参加申込み
     ・氏名  : 
     ・電話番号: 
     ・人数  : 
     ・講演会 :    参加 ・ 不参加 <選択>
     ・懇親会 :    参加 ・ 不参加 <選択>
     ・備考  :  (チベット人  学生   etc.)
    ※会場で「チベットの秘密」購入予定
             購入予定数(0、1、2、・・・)

●問合せ先
    メール:tibetnohimitsu@gmail.com   

●主催
     呼びかけ人:安保智子、井上満夫、今野和代、八木孝三(50音順)

ツェリン・オーセル(茨仁唯色、Tsering Woeser)
 1966年、文化大革命下のラサに生まれる。原籍はチベット東部カムのデルゲ(徳格)。1988年四川省成都の西南民族学院(現・西南民族大学)漢語文(中国語・中国文学)学部を卒業し、ラサで雑誌『西蔵文学』の編集に携わるが、『西蔵筆記』の発禁処分の後に職を追われる。
主な作品に詩集『西蔵在上』(青海人民出版社1999年)、散文集『名為西蔵的詩』(2003年に発禁となった『西蔵筆記』が、2006年に台北の大塊文化出版股?有限公司から再発行)、『殺劫-チベット文化大革命』(写真証言集)など。
「著述とは祈ることであり、巡り歩くことであり、証人になることである」をモットーとする。国際女性メディア基金の「ジャーナリズムの勇気」賞など多数受賞。しかし、中国政府はパスポートを発行しないため出国できず、「国内亡命者」とされている。

劉燕子(リュウ・イェンズ)
作家、現代中国文学者。中国北京生まれ。湖南省長沙で育ち、留学生として来日。
邦訳書に『黄翔の詩と詩想』(思潮社)、『温故一九四二』(中国書店)、『中国低層訪談録─インタビューどん底の世界』、『殺劫:チベット文化大革命』(集広舎、共訳)、『ケータイ』(桜美林大学北東アジア総合研究所)、共著に『天安門事件から「08憲章」へ』(藤原書店)、『「私には敵はいない」の思想』(藤原書店)、監修・解説『私の西域、君の東トルキスタン』(集広舎)などがあり、中国語著書に『這条河、流過誰的前生與後世?』など多数。大学で教鞭を執りつつバイリンガルで著述。

会場でチベット難民のタンカ絵師が描いたタンカのチャリティ販売も行います。  (※タンカ:チベット仏教の伝統的な仏画


  若き女性タンカ絵師タシ・パルモは、難民と障害者という二重のハンディを抱えながら日々タンカを描き続けています。収益は全額彼女の母校であるTCVパトリクール職業訓練校に寄付します。
   ご参考:「新人タンカ絵師タシ・パルモとの再会」    http://blogs.yahoo.co.jp/electric_cat2003/62807303.html