松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

ビルマの民主化と私たちのかかわり

●パネルディスカッション「ビルマ民主化と私たちのかかわり」
2007年8月から9月にビルマ各地で発生した僧侶や市民による抗議デモは、1988年
民主化運動以来、最大規模の反政府抗議運動となりました。軍事独裁政権によ
る武力弾圧と大量拘束によって多くの死傷者が発生しただけでなく、デモ参加者
の捜索、逮捕は現在も続いています。ビルマの軍事政権に対しては国際社会から
の批判が強まったものの、経済制裁を発動するなど強攻策を採る欧米諸国に対し
て、ビルマと経済的なつながりの深いASEAN諸国や中国などは内政不干渉を理由
に強攻策には反対するなど国際社会の対応は一致せず、ビルマ民主化を促進す
るための決定的な解決策を見出せてはいません。
今回のパネルディスカッションでは、最初に07年8月から9月の抗議デモを取材し
た宇田有三さんの報告をうけて、抗議デモの背景にある軍政と民主化プロセス、
人びとの暮らし、少数民族民主化勢力の動向、経済状況などを明らかにし、ビ
ルマの民主化運動はこれからどうなるのか、民主化促進のためにはどうしたらい
いのか、そして国際社会、特に日本に住む私たちにはどのようなかかわりができ
るのかについて考えてみたいと思います。
*会場内に宇田有三写真展の写真パネルの一部も展示します。

【日時】:2008年2月3日(日)午前11時―午後1時
【場所】:(財)大阪国際交流センター・3階会議室「銀杏」
     住所:〒543-0001 大阪市天王寺区上本町8-2-6
     交通:地下鉄「谷町九丁目」駅・近鉄「上本町」駅
【パネラー】:宇田有三(フォトジャーナリスト)  
       箱田 徹(ビルマ情報ネットワーク)
       工藤年博(アジア経済研究所)*報告順
【司会】:前川 実(アジア・太平洋人権情報センター)
【参加費】:無料 【定員】:100名(申込先着順)
【お申込方法】:ヒューライツ大阪まで、電話、ファックス又はE-mailでお申込下さ
い。
【主催】:ワン・ワールド・フェスティバル実行委員会、
   (財)アジア・太平洋人権情報センター、日本ビルマ救援センター
【お問い合わせ】
   (財)アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)前川・野澤
 電話:06-6577-3578 ファックス:06-6577-3583 E-mail: webmail@hurights.or.jp
http://www.burmainfo.org/events/200802.html