松下昇への接近

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フセイン裁判、判決、処刑について

uruknewsさんより

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フセイン裁判、判決、処刑について 投稿者:uruknews 投稿日: 1月 1日(月)01時11分14秒   引用
フセイン元大統領死刑判決 これだけの疑問】
 http://hope.way-nifty.com/a_little_hope/2006/11/post_ff6b.html
フセイン元大統領死刑確定は「正義」ではない】
 http://hope.way-nifty.com/a_little_hope/2006/12/post_6be3.html
【何もはじまらないし 何もおわらない 〜 フセイン元大統領の死刑執行がも
たらすもの】
 http://hope.way-nifty.com/a_little_hope/2006/12/post_f7ec.html

アメリカが死刑を急いだもう一つの理由

 この裁判が政治的思惑からはなれて公正に行われることによって、イラクで行われた犯罪や社会的問題を明確にすることは、多くのイラク国民の願いだったでしょう。人間は事実を知り、それを正面から受け止めることによってしか未来を切り開けないからです。しかし、フセイン氏の証言が明るみに出ると一番困るのは、正義と民主主義を樹立するという一方的な「大義」を掲げて戦争を始めた米ブッシュ政権です。今ブッシュ政権が新たに侵略しようとしている国イランの宗教革命の波及を押さえ込むために、米国はかつて地歩を固めつつあったフセイン政権を軍事面で支援し、政治的には犯罪を看過してきたのです。
http://hope.way-nifty.com/a_little_hope/2006/12/post_6be3.html
sometimes a little hope: フセイン元大統領死刑確定は「正義」ではない

 フセイン政権の支配はホメイニのイラン革命1978.4月の1年後に始まる。その翌年イランイラク戦争が始まる。88年まで。フセインはいわば米国の意を受けて戦争したわけで、その実状をフセインから証言されることは米国にとって耐え難いことだっただろう。そうした理由も幾分かあってフセインは殺された。

軍国主義者と国民の区別

 私が注目したのは、後半の「私はまた皆さんに私たちを攻撃した諸国の国民を憎むことなく、政策決定者と国民を区別することを呼びかける。/皆さんは、侵略国民の中にも侵略に反対する皆さんの戦いを支持する者がいること、そのなかのある者はサダム・フセインを含む拘束者の法的弁護活動を志願したを知っておくべきである。」という部分です。フセイン大統領が、イラク国内で何をしてきたか、米国の侵略の前にどのようなやりとりがあったのか、闇に葬られようとしていますが、戦争犯罪にかかわった日本の指導者が、この文章に匹敵する発言を行ったことがかつてあったでしょうか。
http://hope.way-nifty.com/a_little_hope/2006/12/post_f7ec.html
sometimes a little hope: 何もはじまらないし 何もおわらない 〜 フセイン元大統領の死刑執行がもたらすもの

 アメリカは敵であるという把握は間違いだ。敵はアメリカ人の一部にすぎない。
テロリストは敵であるという把握は間違いだ。ただ後者の間違いは気付きやすい。しばらく観察していると、TPOに応じて相反する違った人にテロリストというレッテルが貼られることに気付くことができるから。