松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

受刑者の通信の自由が認められた!

http://d.hatena.ne.jp/narushisu/20060323/1143122283 から
 刑務所の処遇改善を訴える手紙を出すことを違法に制限されたとして、熊本刑務所に服役していた男性が、国に慰謝料15万円の支払いを求めた国家賠償訴訟の上告審判決が23日、最高裁第1小法廷(泉徳治裁判長)であった。判決は「手紙の制限は原則的に許されない」との初判断を示したうえで、請求を棄却した1、2審判決を破棄、国に1万円の支払いを命じた。男性の逆転勝訴が確定した。
(略)
第1小法廷は違憲主張を退ける一方「憲法の趣旨を考えると、受刑者の更生や刑務所内の秩序の維持などに放置できない障害が生じる場合に限って手紙の制限が認められるというべきで、監獄法の規定も同様の趣旨」との初判断を示した。そのうえで「男性に手紙の差し出しを許可しても、本人の更生や刑務所の秩序維持に障害が出るとは言えず、不許可は裁量権の乱用」と述べた。

この事件の原告は加藤三郎さん。02年の12月に刑期を終えて出てきて、現在は岐阜に在住しているとのこと。
「驚くべきことに、ほとんど全面勝訴でした      加藤三郎」と本人もびっくりしておられる。
http://plaza.rakuten.co.jp/ssbdeva/diary/200603260000/

1977年(昭和52年)
2月21日、世界革命戦線大地の豚が、大阪東急観光を爆破。
5月2日、世界革命戦線大地の豚が、東大法文1号館を爆破。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/nihon.htm 日本赤軍東アジア反日武装戦線

上の「大地の豚」というのに関わった方のようだ。

1967年秋-78年1月
67年秋から反戦運動に参加し、75-78年にかけて、京都・大阪・東京などで10件ほどの放火・爆破事件を引き起こしました。
http://plaza.rakuten.co.jp/ssbdeva/profile/

と本人は書かれている。

欧米諸国やアジアの多くの国においては、日本の刑務所のように受刑者の表現の自由が極端に制限されている国は非常に少なくなっています。自由と民主主義を理念とする国において、このような状態が維持されていることは、反時代的、反現代的なことです。
http://plaza.rakuten.co.jp/ssbdeva/diary/20060210/

加藤氏によれば、欧米諸国だけでなくアジアの多くの国と比べても、日本の受刑者の情況はひどい、ということのようだ。