松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2004-03-25から1日間の記事一覧

『新潟』メモ1

金時鐘氏の長編詩集『新潟』*1の一部を読んでみよう。この長い長い詩に作者は様々なモチーフをぶち込んでいるが、そのなかでも最も重く深い(表現不能性の方へ沈んでいく)モチーフの一つは、「1948年4月3日*2に火の手を挙げた済州島人民蜂起事件」*3だろ…