松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

1100-09-01から1日間の記事一覧

6.沈んでいる死者もあり、浮かんでいる死者もいた

筑紫峠も、辰平は忘れることができず、フーコンという言葉を聞けば思い出すのであった。サモウの野戦病院というのか、患者収容所というのか、あれもひどいものであった。患者が多くて、とてもあの瀬降り病棟に全部を収容しきれず、土の上に、何人もの患者が…

従軍慰安婦をめぐる6枚の紙片・・・

2006.5.19 野原燐 1.それを見たと人には言えない。 −−朝鮮人慰安婦【初めての検査】 「従軍慰安婦」本の定番のひとつ、千田夏光本*1から、著者が慰安婦の実態が「ぐっと浮かびあがってきた」のを初めて感じたと記している麻生軍医へのインタビュー記事*2を…