米国への入国拒否監視リストに掲載されている日本人が居る。
下記の名無しさんからの情報、二つのリンクを野原なりにまとめてみた。
http://d.hatena.ne.jp/yasudayasuhiro/20070208 によれば、
「1996年にアメリカは従軍慰安婦関係者をナチ党員と同一視して入国拒否(のリスト入り)にした実績があるってこと。」
1997年三月四日(火曜日)に社民党の辻本清美氏が国会で質問している。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/140/0386/14003040386002c.html
衆議院会議録情報 第140回国会 予算委員会第二分科会 第2号
米国司法省は、本日、というのは昨年の十二月三日ですが、十六人の日本人を米国への入国拒否監視リストに掲載した。リストに挙がったこれらの日本人は、非人道的人体実験を行った日本軍軍人や従軍慰安婦の慰安所の運営にかかわった人々であるということが書かれておりまして、
入国拒否にどういう意味があるのか?
「日本の戦犯には、ナチの最も悪質な戦犯と同程度にひどい連中もいる。
そんな連中に、われわれの子供と一緒にディズニーワールドで楽しむことを許
していいのか」
731部隊は、戦後の日本が引きずる最大の闇の一つだ。慰安婦問題では
謝罪を繰り返してきた政府も、731部隊については単に存在したことを認め
ただけで、何の見解も示していない。
「日本人戦犯、アメリカ『50年目』の怒り」 ニューズウィーク、96年12月18日号
http://www.han.org/a/half-moon/hm031.html#No.227 半月城通信 No.31
ナチスという罪が50年経ったからと言って消えはしないのをわたしたちは知っている。731部隊で「マルタ」と呼ばれた人間に病原菌を注射した行為者は、これまでそうした扱いを受けずにきた。そのことは正しいのか、という問いかけ。
このシリーズは、日本の戦争責任を世界がどのように見ているのかという
ことに重点をおいて紹介しています。そのため、これらの論調に対し私のコメ
ントはあまり加えないようにしています。
このシリーズを続けて実感として感じるのは、日本の戦争責任について世
界の論調は、自由主義主観論者がいうところの「反日的」な主張が友好国にお
いてすらいまだに根強く、機会あるごとにそれが語られるという事実です。そ
れもドイツとの比較で日本が非難されることが多いのが特徴です。
http://www.han.org/a/half-moon/hm031.html#No.227 半月城通信 No.31