松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

鈴木大輔『空とタマ』

というライトノベルを、さっき古本屋で105円で買った。
いま読み終わった。ふーむ。
直線的でスピードのある展開なのでとても読みやすい。文章がいい。最後に深い話が種明かしされる。その話だけだとありきたりなんだろうけど、前半のストレートかつシリアスな活劇が効いているので、読める!
これはなかなか名作ですよ。
例えばカニグズバーグなんかを後生大事にしている児童文学ファンも偏見を持たずに読んでみることを勧める。
isbn:4829163615