松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

アナキスト?の意見 投稿者:野原燐 投稿日:2003/11/30(Sun) 22:31 No.44

 突然失礼します。問答有用掲示板の「イラク日本人大使官員の犠牲は私の身代わり」発言にRESしようとしましたが、わたしのブラウザソフトが悪いのか書き込めませんでした。ここに書き込ませていただきます。「哀悼の気持」を口にすべきではないとわたしは思う。

|突然結論になりますが、MMさんやSSさんのように日本人であることを拒否した人が、|日本の将来について何を言っても説得力は無いのでは…、ということでした。

 わたしはべつに日本人であることを拒否しているつもりはない。ただし、日本という視点から物事を考えるべきだ、という発想には拒否感を持っています。わたしは権利が無いとは思っていないが(税金払っているからね)、「日本の将来について何かを言」う場合、それでも結局は“きみたちの国だからきみたちの好きにすればいいが”という気持ちを持ってないこともない。

              野原燐
>>亡くなられたお二人の方に、心からお哀悼の気持を持っております。

わたし(野原)の気持ちをここに書くつもりはない。思想の問題としては、パレスチナ北朝鮮の死者(可視のまた不可視の)より今回の二人の日本の公務員をより大きく悼まなければならない理由は存在しない。

「国民は君を悼まない」(7/28)

KKさま 横RES失礼します。

| 私の提案は、派遣予定自衛官の全てが、派遣を拒否すべきだというものではなく、各人がその意義について自分自身で考え判断して、そ
| の上で従軍しないことを選択する人があってもこれを認めるべきだという主張です。
| つまりイラク従軍は自衛隊内での志願制とすべきという提案です。

公務員は一部に対する奉仕者で有ってはならず、全体に対する奉仕者でなければならない。ですから今回の自衛隊派兵が国益に反すると考える(あるいは<自衛>という大義に反すると考える)自衛官は直接の上司の命令より、自己と国民全体との直接的関係を優先すべきです。そう思うので上記のKKさんの意見に賛成させていただきます。
わたしが数日前から思っていたのは、死にたくない自衛官は退職するべきだということでした。はっきり反対する国民は半分以下ですが、派兵に大義があると考えている国民は1割以下じゃないかな。そんなとこ行って死んでも犬死です。
「行く以上は国民の理解が欲しい」なんて甘ったれたことを言うんじゃない!!もし死んだら自己責任であり「国民は君を悼まない」ことを、予めはっきり言っておかなければならないと思う。

                   野原燐

Re:「国民は君を悼まない」ー少なくとも悼む者はいる(7/29)

|野原さん、はじめまして
TTさん はじめまして  「悼む者はいる」のは真実。
「悼ない者がいる」のも真実です。しかるにあなたは、悼まないものを「心の貧しさ」と非難する。あらためてお聞きしますが、「悼まないものは心がの貧しい」、と主張されますか?
|何が国益かどうかは後にならなければ判りません。
判らないといいたいのなら後になっても判りません。
|今回の法案、派兵には反対ですが個々の自衛官に好き勝手にしろとは言いません。
「好き勝手にしろ」とは言っていません。市民の重大な権利侵害に対しては、命令だけでなく「自己判断」という基準もクリアーした場合にだけ行えと言っているのです。
シビリアンコントロールも何もありゃしない。
シビリアンコントロールというものはわが「大東亜戦争」の無責任な拡大に歯止めを掛けるべきだった、という反省において強調されます。わたしの主張は少なくともこの「歯止め」と整合的です。

自衛隊員の友人や身内に自衛官がいる友人もいますが、今回のことだけでなく自衛官はそのつど仕事に挑むときやはり覚悟をしています。そうした覚悟を無駄とみる心の貧しさには悲しいものがあります。

反対でも命令なら行くのですか? ふーん・・・
                野原燐